今年(2018年)最後のブログ・・・

 

 年末の掃除もなんとか終え、今年最後のブログを更新しなければと、パソコンに今、向かっています。 事情があって、精神的にもここ数ヶ月、ホームページ内のブログを更新できずにいました。 今月の28日から時間を作ってずっと今年訪れた立山周辺のことをまとめて載せました。 

 現在は、泊まりの旅行は出来ず、家族の状態次第で日帰りでしか出かけることが出来ない状態です。 旅行に出かけるには、家族や自分自身が健康でなければ出来ないということが改めてわかりました。 昨年の「四国八十八ヶ所巡礼の旅」もよく「結願」することが出来たなと、今更ながらつくづく思うのです。 幸運だったなと有難いなと思います。 

 そんな中、私の年末の年中行事になった12月24日オーバードホールで行われた「第54回 第九交響曲」を聴きに行かせてもらいました。 今回は「東京交響楽団」だったのですが、とても素晴らしい演奏だったと思います。 

 いつものように最後に「きよしこの夜」と「蛍の光」を私も一緒に歌いました。 声を出して歌うのは、なんだか久しぶりのような気がしました。 そして「蛍の光」を唄っている時に涙が出てきました…。 

 「来年はきっと良くなっていきますようにと、ただただ祈るだけです…。」

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 最後に11月3日(土)に行った「尖山」の写真を載せておきます。

 とても気持ちの好い秋空の下、往復2時間の山歩きをしてきました。頂上ではアキアカネのトンボがたくさん飛びまわっていました。 来年も山歩きができますように…。 (12月30日記)

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今年も「南十字星」を読んでくださった皆様本当にありがとうございます!!

      「どうぞ良いお年をお迎えください!!」  

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 ※来年の私の初めてのライブは、「伏木カフェ海岸通り 2月3日(日)」の予定です。

  詳しくはホームページ内の「ニュース」をご覧ください。

「室堂平~天狗平~獅子ヶ鼻岩~弥陀ヶ原」へ 10月4日(木)

 

 弘法大師役行者が修行したと伝えられる獅子ヶ鼻岩へ今年の7月に行こうと思って出かけたのですが、まだ残雪があるので危険だから行くことが出来ないと立山駅のガイドさんに言われ、その時は別のコースに変更して諦めたのですが、家族のことで家にいても苦しくてどうしても落ち着かず、10月4日に急遽行くことにしました。 

 「室堂平~天狗平~獅子ヶ鼻岩~弥陀ヶ原」の下りのコースなのですが「天狗平~弥陀ヶ原」間は、まだ歩いたことがなっかたコースだったので、いつものように多少の不安を持ちながらの行程でした。コースタイムは3時間。けれど、お昼休憩もいれて私のゆっくりなペースでは、予想していたとおり4時間かかりました。

 

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  ▲車窓より眺める弥陀ヶ原(今日はここを歩くのだな~と心の中で呟く)

  10:00頃室堂に到着。 早々に室堂を出発して、天狗平へと向かいました。

 

             <室堂平~天狗平>

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 この日は、白一色に塗られているような空で、風もなく、雲が動くということもなく、雨が降りそうな気配もなく、ただとても「静かな空気」が流れているようなそんな世界でした。 晴天の時は眩しく映える景色が、この日は全ての景色が静かに佇んでくっきりと私の瞳に映りました。  

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 天狗平で一息するいつもの場所(ベンチ)に着きました(10:55) ここから眺める立山連峰はいつでも最高です!! 今日はここが目的地ではないので、10分だけ眺めていました。 さあ、いよいよ初めて歩く山道にトライです。

 

             <天狗平~獅子ヶ鼻岩>

 

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    鍬崎山     ダケカンバ   まるで大日岳へと向かっているかのような木道です。 いったん車道を横断します。車道から立山がくっきりと見えます。 とても整備された登山道なのとまだ緩やかな下りなので、この時は心も体もとても軽快でした…。

 

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 木道に沿って右手に大日連山見えるのですが、その間、その木道を歩いているのは私ひとりだけでした。本当に静かでした…。その眼前に迫る大日連山とまるでずっと一緒に歩いているような時を過ごしました。 いつしか左手の方角に、私の大好きな薬師岳が見えてきました。

 

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 ▲木のベンチがあるところで昼食にしました(11:40) 周辺にはチングルマが群生していて、初夏にもう一度訪れてみたいなと思わせるところでした。 まだ、少しだけ立山が見えました。 弥陀ヶ原ホテルが見えているのに、まだまだ先は長っかたのです…。 木道に立派なダケカンバが横たわっていました。雪の重さに長年耐えてきたのでしょう、私はその下をかい潜っていきました。

 

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   まだ紅葉が見られる弥陀ヶ原周辺      チシマザサ、池塘、そして薬師岳

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 ここまで、上り下りですれ違った登山者は5人だけ。いよいよこれから獅子ヶ鼻岩の急なクサリ場を下るところなのですが、もう誰ともすれ違うことがないかもと思い、その前に弘法大師も来られたというこの場所で「般若心経」を読経したいと思っていたので、その思いを叶えました。 そして、しばし広大な弥陀ヶ原とその向こうに見える薬師岳を見つめていました。

 

            <獅子ヶ鼻岩>

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 想像していた以上に大変な泥壁の下りでした。 クサリがなかったら私には到底下ることが出来なかったと思います。 これでもう終わりかと思ったら、また急なクサリ場がやってきて、「一の谷」という沢の支流をそのまま渡ったり、そしてまたクサリ場、そんなのを何度か繰り返し、もう大丈夫だと思ったら、今度は右手側が崖になっている笹藪が生い茂るトレッキングシューズひとつ分くらいの細い山道が現れて、怖いのでその笹の茎を握りしめながら登ったりと、獅子ヶ鼻岩からはヒヤヒヤの連続でした。

 

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 もう、これで登りはないだろうと思ったら、まだありました。 もう、私の両膝は限界でしたが、「あと一歩、あと一歩」と自分に言いながら登っていきました。

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 14:00頃、ようやく見慣れた景色に辿り着いた途端、脚のあちこちが痛み出し始めました。不思議なものです、いっぺんで気が抜けるのですから…。 今日だけはケチしないで、弥陀ヶ原ホテルの珈琲を飲むんだと思いながら、やっとの思いで歩をホテルへと進めました。

 最後にもう一度振り返り弥陀ヶ原を見つめました。いつ見ても素晴らしい景色です! ちなみにホテルの「雲海コーヒー」は750円でした。

  「最後まで読んでくださってありがとうございます!!」   (12月29日記)

 

 

「立山頂上登拝」へ 2018年9月19日(水)

 秋のトレッキングにいつものコースを巡ろうと思っていたのですが、前夜眠りに就く寝床で、立山頂上へ挑戦してみようと突然思い立ちました。 登るとなると3回目、そして35年ぶりです。 偏頭痛に襲われたら、その時は途中でも引き返せばいいのだからと自分に言い聞かせて眠りに就きました。

 立山頂上ぐらいどうってことないだろうと思っている方もいると思います。でも、高山病や足腰にすぐ痛みがくる私にとっては勇気のいる決断だったのです。 翌朝もその決心は変わらなかったみたいで、不安はありましたが決行しました。 

 そして、60歳という節目の年に「ここまで生きてこられた感謝と、なによりも家族の病気平癒」のために登ってきました…。

 

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<9月19日、10:00>室堂平 室堂平から仰ぎ見る立山には一片の白い雲もありませんでした。もう何度も快晴の日に訪れていますが、こんな日に出会えることは滅多にありません。さあ、一の越へと向かいます。

 

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 11:00頃、一の越(2,700m)に到着。 眼下には室堂平や大日連山、遠くには槍ヶ岳や穂高も望めました。 

 

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いざ、立山頂上へ 天空は青一色、そのまま宇宙へと続いているかのような広大さを感じました。 

 三の越へは11:45頃辿り着きました。 過去の立山登山の記憶は「一の越」と「頂上」ぐらいしかなく、こんな平らなところがあったのかと少し驚きましたが、ここがいつも「段」になって見えるところだったんだと、ようやく疑問だったものが解けてスーッとしたのです。 振り返れば、三の越からは、浄土山、竜王岳。 薬師岳、黒部五郎岳、槍ヶ岳、穂高など南側の大パノラマが一望できました。

 内心では無事下山できるか不安と心配があったのですが、それでも、こんなにしっかりと景色を味わうことが出来たのは、素晴らしい青空と毎年室堂近辺を訪れていたおかげだと思います。 

 ここから頂上までもう少しと思ったのですが、ここからがもっと急登で岩がごろごろしていて、最後の最後に何故だか険しい道を選んでしまって、胸まで太腿を上げながら岩場みたいなところを登り、苦しい所では『母ちゃんも頑張っているから、(息子の名を呼びながら)頑張られー』と何度も呟きながら、一歩一歩登って行きました。 そうして12:10頃、頂上へ辿り着きました。       

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 雄山神社峰本社で、生まれて初めてご祈祷してもらいました(12:30頃)

 35年ぶりの<3,000mの世界>。こんな素晴らしい日に登ることが出来て本当に良かったと、心から感謝しました…。

 神社からは、大汝山剣岳も望めました。もう少し頑張れば大汝山にいけるのですが、私にはその余力が残っていないと思いました。とにかく無理をせず、無事下山することが一番大事なことですから…。

 宮司さんのお話では、私の向かって左手に見える「平らな岩」が、雄山一番高い標高の自然の岩だそうです。まわりにある沢山の小石は、登山者が願いごとを記したものを置いていったということです。

 

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神社からは、後立山、黒部湖   鹿島槍ヶ岳、五竜岳   神社に登る石段に咲いていたイワギキョウ

 

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 社務所で「病気平癒」のお守りを戴いて昼食を済ませ、もう少しいたかったのですが、そろそろ下山しなければなりません(13:00頃)


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三の越から頂上を振り返ります。 14:00頃一の越に到着。 穂高は雲で覆われてしまっていましたが、その白い雲が背景となって槍ヶ岳がより鋭く見えました。

 

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 一の越から室堂へと向かいます。その間の景色です。午前中、見えていた毛勝三山は雲に隠れてしまいましたが、大日三山の姿はまだ望むことができました。みくりが池やみどりが池、奥大日も見える、私のお気に入りの一枚です。 可愛いイワツメクサも咲いていました

 

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 ▲別山と真砂岳、そしてナナカマドの赤い実。  最後に再び立山を仰ぎ見て、無事登拝できたことを感謝し、室堂駅へと向かいました。(室堂山荘近くの休憩所より 14:50頃


 心配していた下山、急なガレ場がずっと続くのでひどく神経を遣って下りていったにもかかわらず、突然スリップしてしまい止められず右膝を強く打って、それがブレーキ代わりとなってしまいました。 痛かったのなんのって、痛みを我慢しながら下山し、家に帰って直ぐに湿布をし、それが数日間続きました(泣)。 数ヶ月経った今も膝のお皿をコンコンと叩くと痛みがありますが、『春には治ってね。また山に登りたいから…』と自分の膝にお願いしています。

 不思議なことにこの日は3,000mまで登ったにもかかわらず、偏頭痛が起こらなかったのです。これは私にとっては奇跡的なことでした…。 しかし、帰りの高原バスに乗っている途中から頭痛が始まりました。それでも新しく処方してもらった偏頭痛の薬が効き、ひどい状態にはいたらなかったので助かりました。 

 山登りや山歩きは、私にとってはある意味、一部苦行(!?)のような時もありますが、自然の一部と化していくような感覚になる時もあります。 そんな時空にいるとき、私の心が安らいでいくのを実感します。 いつまでも接していたい気分になります。

  最後まで読んでくださってありがとうございます。 (12月28日記)